干し柿を作りたいけれど、自宅のベランダでも作れるものなんでしょうか?
よく、家の縁側とかに吊るして作るイメージが強いですよね。
そこで今回は、自宅のベランダを使う干し柿の作り方をご紹介!
家庭で干し柿作りにチャレンジしようとしているなら、ぜひ読んでおくといいですよ!
干し柿の作り方には日光は欠かせない?経験者に聞いてみた
では早速、干し柿作り方とそのポイントを紹介していくので、家のベランダでもぜひ試してみてくださいね。
- ヘタを残したまま渋柿の皮を剥く
まずは渋柿の皮を剥いていくんですが、この時かならず、ヘタの部分はT字のまま切らずに残しておきましょう。
そうしないと後で吊るす時に紐を結ぶ場所がなくなってしまいますよ!
- 紐をヘタに結んでいく
紐は60~70㎝の長さに切り、T字に残した柿のヘタ部分に結んでいきましょう。
この時、柿が2個で1組になるように紐の両端に柿を結んでいくといいですよ。
- 柿を熱湯で消毒していく
鍋にお湯を入れて沸騰させ、その中に5秒間ほど、柿をくぐらせてから引き上げてください。
熱湯にくぐらせるという作業をすることで、柿が消毒されるのでカビが生えにくくなるので必ず行いましょう。
- ベランダに柿を干す
ベランダの竿や洗濯物を干すピンチハンガーなどに、柿の実同士が接触しないようにずらして干していきましょう。
- 柿は直射日光が当たり過ぎないように干す
あまり柿は日光に当たり過ぎない場所を選ぶと良いですよ。
確かにある程度の日当たりも大切ですが、それよりも柿の実をしっかり乾燥させることが大事。
それに、あまり長時間日光が当たる場所に干してしまうと、柿が黒ずんでしまうこともあるので注意しましょう。
- 焼酎など強いお酒を吹き付ける
より柿にカビを生えさせないためにも、焼酎など強いお酒を霧吹きに入れて、柿にスプレーしておきましょう。
- 雨の日や湿気の多い日、夜は室内で干す
干し柿作りに湿気は大敵なので、雨の日や湿気の多い日、そして夜も夜露に濡れてしまわないように、家の中の通気性が良い場所で干すようにしましょう。
- 1週間ほど干したら実を揉み込む
柿を干して、だいたい1週間後、表面がシワシワになって乾いてきたら、柿の実を軽く揉み込んでいってください。
そしてまた数日経ったら、柿の実を揉み込んでいくと良いですよ。
干し柿はいつまで干すの?目安は2-3週間
干し柿は柿の大きさによっても多少前後しますが、だいたい2~3週間干せば完成します。
表面が白っぽくてしかも硬さがあり、中が柔らかくオレンジ色になれば、ちょうど干し柿の食べごろですよ!
以上が干し柿の作り方なんですが、やっぱり美味しい干し柿を作るには、手間も時間もかかってしまうんですね。
ちなみに美味しい干し柿の作り方に関しては、下記のサイトも合わせて参考にしてみてください。
干し柿はちゃんと正しい手順で作れば、きっと美味しく出来上がりますよ!
ちなみに、日光に当てすぎると柿が黒ずんでしまうことがありますが、これは柿に含まれるタンニンという成分なので、カビではないのでちゃんと食べられますよ!
ぜひご家庭のベランダでも干し柿作りにチャレンジしましょう。
ちなみに、筆者の義実家も干し柿作りをしてみたのですが、干し過ぎたのか甘さが抜けて、あまり美味しくないものが出来てしまいました(笑)。
干し柿の作り方ベランダでの驚き利用術!まとめ
干し柿作りは自宅のベランダでも作れますよ!
皮を剥いて紐で結んだ柿を熱湯と焼酎で消毒し、湿気に気を付けて干していき、
表面がシワシワになってきたら揉んでいくようにすれば、家庭でもちゃんと干し柿を作れますよ。
自宅で美味しい干し柿が作れたらすごく良いですよね!
筆者も干し柿が好きなので、自宅で作ってみたくなりました!