おせち料理はどうやったらきれいな詰め方が出来るんでしょうか?
やっぱりお重だと普段使い慣れていないから、
料理を詰めるのに苦労してしまうことがありますよね。
でもコツさえ掴んでしまえば大丈夫!
そこで今回はおせちをきれいに盛り付けられる、
初心者にもおすすめの詰め方をご紹介!
お正月準備の時にはぜひ参考にしてみるといいですよ!
おせち料理の詰め方は基本から!これで全体が決まる
まずは基本となるおせち料理の詰め方を知っておきましょう。
おせち料理は五段、三段、二段重によって詰め方が変わってくるので、
それぞれ、どの段に何を詰めればいいかをまずは解説します。
五段重の詰め方
まず1番上の一の段には祝い肴(いわいざかな)と呼ばれる、
黒豆や数の子、ゴボウのたたき、田作りなどを入れます。
そしてその下の二の重には、口取りと呼ばれる紅白かまぼこ、栗きんとん、
伊達巻き、酢の物と呼ばれる紅白なます、菊花かぶなどを入れましょう。
その下の三の重には焼き物と呼ばれるブリや鯛やエビなどの海の幸を入れ、
四の重(与の重と呼ぶこともあり)には煮しめ、
つまり筑前煮を入れておきます。
一番下の五の重は控えの重といって、空にしておくのが基本なんですよ。
>>おせちの詰め方で仕切りがない場合は?小皿やアルミカップを使おう!
三段重の詰め方
三段のお重の場合は、一番上の一の重には数の子や黒豆、田作り、
たたきごぼう、紅白かまぼこ、伊達巻、栗きんとんを詰めます。
そして二の重にはブリや鯛などの焼き物や、
紅白ナマス、菊花かぶなどの酢の物を入れていきましょう。
一番下の三の重には筑前煮などのお煮しめを入れるのが一般的。
二段重の詰め方
二段重ねのお重を使う時は、上の一段目に祝い肴、
口取り、酢の物を入れ、二の重には焼き物と煮物を入れていきましょう。
何段のお重を使うかでやっぱり詰め方も変わってきます。
基本は、田の字型といってお重を十字に仕切ったり、
市松型といって、縦横3つ、計9つの四角に仕切って、
おせち料理を詰めていくのがおすすめ。
確かに縦横3つに仕切っていくようにすれば、
入れる料理が多い一の重や二の重は料理が詰めやすそうですね。
三段重の一番下のように、煮しめだけを入れるのでしたら、
もちろん無理に仕切らずに、煮しめだけを詰めればOKですよ!
おせち料理の仕切り方に関しては、
下記のサイトも参考にしていきましょう。
でもやっぱり個人的には田の字型や市松型に仕切って、
おせちを詰めていくのがおすすめですね。
その方が初心者でも料理を詰めやすいので、
ぜひチャレンジしていくといいですよ!
おせちの詰め方できれいになるかどうかを分ける秘密のルール
おせち料理をどうすればきれいに詰めるのか、
おすすめしたいポイントをまとめました。
- 奥から順に詰めていく
おせち料理は手前からではなく奥から順に詰めていくようにしましょう。
- 形がしっかりしているものから詰める
かまぼこや焼き物など、形がしっかりしているものから詰めると、
とても詰めていきやすいですよ。
反対に栗きんとんや紅白なますなどを先に詰めてしまうと、
崩れてきてしまうのでご注意を!
- 汁が出やすいものはカップや小皿に入れる
紅白なますや黒豆など、汁気の多いものは、
アルミカップを使ったり、小皿に持ってからお重に入れるなどすれば、
味移りする心配もないのでおすすめです。
またバラン(プラスチック製の葉っぱ)などの仕切りも使って、
料理の味移りを防ぐようにしましょう。
生身をくり抜いた柚子や竹筒の器なども、
仕切りに使えるのでおせちにぴったりですよ!
ちなみにアルミホイルも仕切りとして使えます。
- 具材の高さを揃える
きれいに詰めるには料理の高さを揃えること。
そうすればからり見映えが良くなりますよ!
以上がおせちをきれいに詰めるコツなんですが、
やってみると意外と楽しいので、
次のお正月準備には、ぜひ自分で詰めたおせちをいただきましょう。
ちなみに、詰め方に関しては下記のサイトも参考にするといいですよ!

おせちの詰め方をおしゃれに!まとめ
おせちは何段のお重なのかによって、
どの段に何を詰めるかが変わってきます。
でも田の字型や市松型など四角形に分けて詰めていくと、
初心者でも割ときれいに詰めることが出来ますよ!
また、小皿や中身をくり抜いた柚子を使ったり、
料理の高さを同じにしていけば、かなり見栄えが良くなるので、
ぜひステキにおせちを詰めていくようにしましょう!